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「ゴールドティアラ砂の女王へ」 シリウスS回顧 コラムニスト:とっぷぼん

 砂の女王と言えば、ホクトベガ。現女王は、ファストフレンド、
 マジックリボン。その牝馬達に続くといっても良い牝馬、
 ゴールドティアラがシリウスSを圧勝した。

 砂の成績から正直言ってここまで強いダート馬だとは思わなかったが、
 あの4コーナーからの位置取りでの差し脚は、本物。
 芝でも重馬場で良績を残しており、力のいる馬場が得意なパワー
 型だったのだろうが、ユニコーンSでの圧勝には恐れ入った。
 地方交流重賞で活躍していたマイシーズン、アドマイヤマンボ、キングデールらを一掃。
 だが、4歳馬と古馬との差がかなりあったことから、
 ゴールドティアラ自身もあまり期待はしていなかった。

 レースは、意外にも差し馬テンパイが引っ張り、ゲイリーコンドル、
 ロードアヘッドが追走し、予想通りハイペースに。
 もともと阪神のD1400mは、直線が短いことから、ハイペースになりやすいが、
 前半1000mが57.8秒は、今年の根岸S(57.2秒)と比べれば、かなり早いことがわかる。
 その分差し馬に有利な流れになったのは間違いない。
 先行した馬はことごとく崩れ、最後は、差し馬同志の決着になった。

 勝ったゴールドティアラだが、血統はどこから見ても、ダート血統。
 距離は、2000m以上でもこなせそうだが、短、中距離の瞬発力を生かせるレースがあいそうだ。
 今後はダート路線で大活躍するのは間違いない。
 次走はフェブラリーSへ直行するようだが、その前に一流古馬との対戦を一度見たかった。

 2着に入ったタガノサイレンスは、もともと芝だけを走っていた馬だが、
 昨年の元町Sのダート戦を圧勝。その後芝などを使っているが、ダート中心の方が走る馬。
 これから交流重賞に出てきた時は、注意が必要か。