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「真のスプリンター」CBC賞回顧 コラムニスト:とっぷぼん

 スプリンターといえば、サクラバクシンオー、フラワーパークを思い出すが、
 それ以上の能力がありそうなアグネスワールド。
 正直4歳時の印象は兄ヒシアケボノと同じように早熟馬と思っていたが、
 Woodmanと違って、Danzigをつけたことが幸いした様だ。
 アグネスワールドのスピード能力を支えているのは、Danzigなのは明らかだが、
 それを持続させるスタミナを供給しているのが母父のSeattle Slewではないだろうか?
 ロンシャンのあの重馬場での好走は、同馬にスタミナがかなりあることを証明した。
 また61kgを背負っての優勝、CBC賞で59kgを背負っての優勝からもスタミナに
 優れているのは明らか。となると中山の急坂をこなしてくれるのは、間違いないだろう。
 次走のスプリンターズステークスでも連をはずすことは考えにくい。

 CBC賞のレース結果から、1−2着の馬とそれ以外の馬との差はかなりあったのは、
 レース結果から明らかで、スプリンターズステークスも2頭がレースを引っ張りそうだ。
 ただ、電撃の6ハロン戦を争う上で重要な点は、先行できること。
 というのも、先行力が優れていれば、そのまま押し切ってしまうからで、差し、追込馬は
 持ち時計があったとしても、不利。
 マサラッキが59kgの斤量を克服したことで、能力の減退はないだろう。
 マサラッキは昨年のCBC賞から差しタイプに変化したのだが、今年の高松宮記念では、
 キョウエイマーチとトキオパーフェクトが作り出したハイペースに助けられた感じがあった。
 だが、今回のCBC賞では、アグネスワールドの先行力とスタミナに屈した感じになってしまった。

 次走2頭は、中山競馬場で対決することになるが、アグネスの先行力が落ちない限り、
 マサラッキの優勝はないだろうし、確率も低いと言わざるを得ない。

 先行力があり、スタミナ豊富で脚色が落ちない、真のスプリンターになって帰ってきた
 アグネスワールドが、G1でどこまで強い競馬を見せてくれるか今から楽しみだ。