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「メジロ軍団の執念」エリザベス女王杯回顧 コラムニスト:とっぷぼん

 今年のエリザベス女王杯は、非常に豪華なメンバーがそろいました。
 98年の2冠牝馬ファレノプシス、オークス馬エリモエクセル、
 史上最多G1獲得牝馬メジロドーベル、99年秋華賞馬ブゼンキャンドル、
 と実にG1馬が4頭が顔合わせました

 なかでもファレノプシス、メジロドーベル、エリモエクセルが人気を3分した感じでした。
 しかし終わってみれば、メジロ陣営の執念ともいえる勝利で幕を下ろしたという思いがします。

 当初エリザベス女王杯は、かなりのスローな展開が予想されていましたが、
 それを予期したのか、秋華賞で大敗したメジロビクトリアを、中2週で秋華賞へ参戦させ、
 ペースメーカーとしての起用を決断、道中は徹底先行策でレースを引っ張りました。
 この平均的な流れでドーベルはゆったり走れたと思います。

 道中も昨年同様、馬場の良い内々を走りスタミナ面の消耗を最小限にとどめた吉田豊騎手の
 騎乗も見事で、内を走ったことが幸いして、4コーナーをまわってからは、見事に馬群がわれ、
 すいすいと抜け出ることが出来たことも、勝因の一つでしょう。

 その執念が運を見方につけたのか、直線勝負にかけたファレノプシス、エリモエクセルは、追い出しをかけた
 直後にヒシピナクルがよれてファレノプシスの進路を妨害、ファレノプシスはクビをあげてしまい、それを見た
 エリモエクセルもびっくりしたようで、その後走る気なくしてしまい大敗。
 ファレノプシスは、最後もう一伸びしたが、距離が短くすでにメジロドーベルはゴール。
 非常に後味の悪い結果に終わってしまった。
 
 武豊騎手は、1週前の菊花賞でもごちゃつき伸びきれないレースをしていただけに、
 ファンとしても非常に後味の悪い結果となってしまった。

 やはり菊花賞でも書いたように、内の馬場が良いために4コーナーで内へ入ろうとする馬が多く、
 いつもならあの当たりで馬群が割れるはずが、馬場の影響で、馬群が割れない状況を作り出して
 いる様に思えます。

 またそれを逆手に取ったのが福永騎手騎乗のフサイチエアデール。
 馬場の良い大外へ馬を持ち出して、一気に加速、桜花賞のプリモディーネを見ている様な
 追い込みで2着を確保したあたりは、見ごとな騎乗でした。
 武豊騎手をマークにして走ると強いのかもしれませんね(^^;;;

 あと際だった馬としてはエガオヲミセテ。馬群の中へ入れてなだめて走らせていたあたりは、
 蛯名騎手の好騎乗が光ったといえるでしょう。

 後味の悪い結果だったとしても、勝ってG15勝を達成したメジロドーベルには敬意を表したいですね。
 またこんな記録を達成したドーベルを見ることが出来たことを感謝したいと思っています。
 本当にすごい牝馬です (^^)