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「公正な馬場状態での競馬を」菊花賞回顧 コラムニスト:とっぷぼん

 レース前の評判、春の実力から言っても3強(アドマイヤベガ、テイエムオペラオー、
 ナリタトップロード)の力は、抜けており他馬にもある程度人気が集まったが、
 マスコミの情報操作!?(^^;;;だと思っていた。

 結果は2強で決まったが、アドマイヤベガを買っていたファンにとっては、
 なんとも納得のいかない結果だったのではないだろうか。
 というのも京都の馬場状態の問題で、11月に入って開催が変わり、
 Cコース使用がAコースへ変更になった。Aコースは、前開催の前半4日間だけ使われていて、
 その後はまったく使われていなかった。ずっと使われていたB、Cコースは、
 前開催最終日にはかなり荒れてきており、内との差は歴然だった。
 すなわち昨年同様内側は芝が生えそろっており、かなり有利で外を通る馬が、不利であった。

 菊花賞前の土曜日に、某新聞の記者が検討会で「まあ平等に荒れているので、
 問題ないですよ。」というを話していたが、全く的をはずれた考えで、
 土曜日に行われたファンタジーステークスやカシオペアステークスのレースを見ていれば、
 内が有利なのは、明らかだった。


 昨年は、セイウンスカイが逃げ、内枠の有利を生かし逃げ切り。
 エリザベス女王杯もメジロドーベルが最内枠を生かし勝利。
 大本命のエアグルーヴは外目を通り苦杯を喫した。
 そのこともあったのか、枠順が決まってからの武豊騎手は枠のことばかりを気にしていたようだ。
 (スポニチコラムでもそのような事を言っていた)

 レースが始まり展開はスロー。そのことを察知してか、
馬場を気にしたのかアドマイヤベガはある程度先行策に。
 オペラオーと共に中段でレースを進める。
 ナリタトップロードはその前という位置取り。


 レースは、歩いている様なぐらいの超スローペースだったが、
 2周目の3コーナー付近から徐々にペースアップ。
 4コーナーでアドマイヤベガは、内々をつこうとするがごちゃついて、どうにもならなくなり、
 そのまま終わってしまった。
 一方内枠に付けていたナリタトップロードは、前が開き一気に先頭へ、そのまま押し切った。
 圧巻だったのはアドマイヤベガと同じ位置につけていた、テイエムオペラオー。
 出走馬最速の33.8秒の上がりで2着を確保。4角でアドマイヤベガと同じ位置にいた
 ラスカルスズカは33.9秒の上がりで3着に入った。

 結果を見るとその馬場状態の不公平差が明らかになった。
 1着〜4着までは、すべて1〜3枠の馬。やはりそれだけ内の馬場が良かったとしか思えなかった。
 この傾向は今週も続きそうで、特にエリザベス女王杯は、内枠、先行馬に注意しておきたい。
 せいぜい4,5頭分しか馬場状態の良い所は無いということも覚えておきたい。
 (昨年はマイルCSの頃にはほとんど差がなく無くなっている。)

 来年は公正な馬場状態での競馬が行われることを期待したい。