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「京都芝2000m内回りは…」秋華賞回顧 コラムニスト:とっぷぼん

 秋華賞・・・なんて良い響きだろうと思ったのは、去年の事。
 というのも◎−△で予想を的中!(馬券はファレノ・デジャヴー・ルナパークのボックスで。)
 その後一週間至福のひとときを味わったが、天皇賞で奈落の底へ突き落とされたのは、
 記憶に新しい。あああのような事故が無ければ、
 今頃栗毛の快速馬君は、どうなっていたのだろうか?
 話は変わるが前走の毎日王冠で叩き出したをスピード指数が109!!
 エルコンドルパサーが102であったことを考えるとその強さが理解出来るでしょう。
 (指数は西田式で独自馬場指数。)あれほど激しいレベルのレースはなかなか無く、
 ましてや今年の4歳牝馬達では、到達出来ないレベルの戦いであろう。

 今年の4歳牝馬は、例年に無くレベルが低く、
 秋華賞も終わってみれば、平凡なレースだったようにも思える。
 ただ前半1000mは58.4秒と言うのは異常なハイペースだった。

 ただファビラスラフインが逃げ切った時は、58.7秒だったことを考えれば、
 かなり激しかったのが理解できる。ではなぜこうなったのか。
 というのも京都芝2000m内回りは直線が400m弱しかなく、
 外回りの500mに比べて100m短い。おまけスタートしてから200mでコーナーに入るため、
 多頭数の場合必然的にポジション争いが激化する。
 だが今年は先行馬が内枠にそろっていたため、
 ある程度落ち着くと思われていたが、思わぬ馬のおかげでペースが乱れたようだ。
 
 まずスタート後エイシンルーデンスがハナを切り、トゥザヴィクトリーが2番手。
 逃げると思われていたメジロビクトリアが引いて、ある程度ペースは追いついた。
 ここからスローにしたいルーデンスだったが、大外から折り合いを少し欠いた馬が一頭。
 エフテービルサドが2番手に。
 トゥザヴィクトリーと並んで走ると思っていたが、そのままヴィクトリーより少し前へ。
 これでトゥザヴィクトリーが行く気を出し、ペースがハイペースに。

 というのはレースを見ていた私の見方だが。

 武豊騎手も抑えるでも無くそのままスピードに任せて、息をつかせない競馬が続いた。
 実際ラップタイムを見ると400m〜1000m当たりはほぼ11秒中盤で、
 ほとんどペースが変わっていない。

 先行集団はそのまま4コーナーへ。
 中断にいたヒシピナクルはヴィクトリーが唯一の相手とみて
 3コーナーからまくりヴィクトリーのすぐ後ろへ。直線に入ってもペースが落ちず、
 200m地点で先行馬がずるずる後退。
 結局後方待機馬の餌食になってしまった。

 まあヴィクトリー、切れ脚の無いピナクルは別として、フサイチエアデールは、
 仕掛けが早かったようにも見えた。切れ脚のある馬だけに、あの位置なら十分優勝できたはず。
 レース後の福永騎手のコメントからもそれは明らかだ。
 人気のある馬だから・・・というのは言い訳にしか聞こえないが、
 まだまだ以前の福永騎手と一緒の様だ。

 それはさておき、優勝したブゼンキャンドルだが、
 昨年で言うとルナパークに一番似たタイプだったか。
 ローズステークス3着ということを考えれば、 ある程度実力はあったのかもしれない。

 しかし、こういうハイペースの流れでは一瞬の判断ミスで
 大きく順位が最後に響いてくるのだから、競馬は難しい。
 さすがにこれだけは、予測がつかない。