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「ふと思った事」(ライブウィズアース) コラムニスト:森さん

 
  0.1秒・・・それは一瞬。しかし・・・・・

 ナリタトップロード、京都競馬場(福寿草特別の時)でその馬体を見たとき、
 「これはG1級になる」と言っていたことは今までに何度か書いたことだが、
 結局春のG1は未勝利に終わった。
 特に皐月賞はほんの僅かの差(0.1秒差だった?と思うが・・)での3着だった。
 今後さらなる活躍が期待されるが、今年中のG1奪取は難しいだろう。と言うのも、
 (どれだけ成長した姿が見られるかは分からないが・・)菊花賞は距離の3000mが問題。
 厩舎関係者の話で、「この馬は2000mがベスト」と言うのがあった。
 そして私個人としては血統的にG1を勝ち切るにはちょっと足りないような気もするし、
 やはり2000mがベストと思う。仮に天皇賞秋に挑戦したとしても古馬を相手にできるほど器用さがない。
 期待は古馬になってからの成長かな?

 父はサッカーボーイ、母はフローラルマジック(兄グリーンプレゼンス)、母父は米三冠馬アファームド。
 サッカーボーイの産駒はキョウトシチーが活躍している程度で産駒数の割にはあまり目立っていない。
 それでもナリタトップロードはG1で見せ場たっぷりの2,3着、弥生賞、きさらぎ賞勝ち。
 これは父サッカーボーイの偉大なスピードをうまく遺伝されたものだろう。
 サッカーボーイの流れを途絶えさせないように種牡馬としても活躍して欲しいところだし、
 種牡馬として成功するのでは・・と思っている。

 その種牡馬だが、大概はG1馬で、そうでなければ良血馬で未出走。
 過去にもナイスネイチャやアサヒエンペラーなどG1(クラシック)で活躍していながら
 勝ちきれなかった馬たちは殆ど産駒を残さない(種付け数が少ない)し、種牡馬になっていない場合が多い。
 これは当然のことではあるがG1未勝利馬より勝ち切るスピードのある方がいい・・・。
 (だったらもしナリタトップロードがG1未勝利で終わり、種牡馬になったなら種付け料は安いだろうね!)

 皐月賞の0.1秒差がナリタトップロードの運命を変えるかもしれない・・・。

                         1999年 7月29日  森
                           tkamoris@pearl.ocn.ne.jp