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| 「負けてなお強し」朝日杯3歳S回顧 | コラムニスト:Genu |
12.3-10.4-10.8-11.6-12.0-12.6-12.1-12.9。 これは、今年の朝日杯のラップタイム。 1000m通過が57.1秒。例年ほどではないにしろ、相当早い流れ。 これを3番手で追走し、早めに捕まえに行って粘り込んだレジェンドハンター。 並の3歳馬ではほとんど不可能に近い事をあっさりやってくれた。 さすがに最後は苦しくなって差されはしたものの、十分評価に値する内容。 これを一気に差し切ったエイシンプレストン。 新馬を勝ったばかりの馬が4番人気と、過大評価されすぎとの気持ちも強かったが。 まぁ終わってみればその評価もあながち間違いではなかったなと。 前が飛ばした流れ、更には4コーナーで内がぽっかり開いた。 運の流れも完全に掴んでいたか、好条件が次々と重なって直線まで余力たっぷり。 勿論鋭く追い込み、届かないとも思ったレジェンドをインからあっさりと抜きさった。 ただ、どちらの内容が濃かったかという事に関しては、2着馬の方が遙かに上。 ちょっと展開に恵まれすぎたかなという印象が強かったから。 幸い、馬体には成長の余地がある。 完成された状態で、もう一度レジェンドと白黒付けるシーンがあれば嬉しいが…。 レジェンドは馬体を見た瞬間に、「すげぇ…」って思わず漏らしてしまった。 素人目からしても、黒光りする馬体は素晴らしいと思う。 人気を背負った分追いかけなければならなかった事が、唯一の敗因。 内容はどの馬よりも遙かに上を行っていた。 来年の巻き返しには当然注目。 マチカネホクシンも馬体そのものはなかなか仕上がっていた。 しかし、さすがに根幹距離のG1では3着が精一杯。 本質的には1800mがベストだろう。 2番人気のラガーレグルスは1.2秒差の7着。 まぁ落鉄があったとのことで、こればかりはしょうがなかった。 ただ酷い脚部不安だったとの話もあるので、仮に落鉄がなくともワイド圏内は厳しかったかも。 また、マイネルコンドルは裂蹄気味。時計勝負となったのもこの馬には辛かった。 最後の最後まで地力を発し続けていたのはレジェンドハンターだった。 今回はたまたま差されてしまったが、これは良い糧になったはず。 今更言うことでもないが、間違いなくクラシック候補。 トライアルできっちり権利を取って、早春の中山でその姿を見たいものだ。 しかしこれだけの実績をあげたにしても、またトライアルで権利を取らないと中央クラシックには 出走できないのか…。 無条件でクラシック出走を認めるなど、特例の一つも出せないもんですかねぇ。 エンゼルカロの件もあるし、JRAにはもう少し地方馬についても考えて欲しい。 |
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