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| 「小さな差、大きな差」新潟3歳S回顧 | コラムニスト:Genu |
800m通過が45.3秒。 1000m通過で57.0秒。 ブリンカー+最内枠で何がなんでも・・・というヒコーキグモが引っ張った流れ。 関屋記念には及ばないものの、開幕週を考慮したとしてもこれは早い。 案の定、前に行った馬はほぼ壊滅。 圧倒的一番人気のブラックホークも最後は完全に足があがってしまった。 このレースに関して、レース後に調べてみたのだが。 開幕週の先行有利な馬場の割に、ここ5年でも5頭の連絡みと意外と差し・追い込みが決まって いる。これは、恐らく先週まで行われていた平坦競馬の影響が強い。 平坦の、特にマイル前後のレースともなれば前にいた方が圧倒的有利。 その為騎手も自然と前に行っているのだが、それを馬が覚えてしまっているのが問題で、 次も前に行かなきゃ・・・といった考えを持ってしまうのだろう。 そして中央開催に戻り、レースを迎える。ただ、こちらには坂があるし、アップダウンもローカル 以上。 どう考えても止まるのは目に見えているし、それが追い込みの決まりやすい主原因だろう。 勝ち馬、2着馬はその流れに上手く乗ってきっちりとブラックホークを捕らえた。 この2頭の差は、位置取りの差と疲労の有無だろう。 春先からずっと使われてきた馬と夏から始動し、ここ目標の馬。疲労の差は明らか。 たったそれだけの差ではないかと思う。 更に言えば、ドラゴンライトは鞍上が急遽変わったことも大きかった。 乗り慣れた松永幹であれば、もしかしたら変わっていたのかも・・・。 ブラックホークはやはり行き過ぎたのが最後で響いた。 前走あれだけのハイペースを追走すれば、それより緩い今回は前に行ってしまうのも無理は ないだろう。 これで押し切ってくれるようだったら、評価もかなりのものだったが。 もう少し気性面での成長が無いと、GT戦線では難しいものがある。 後はスピードワールドにも触れなければならないだろう。 道中の手応えはかなり良さそうだったが、そこから直線さっぱりだった。 これはWoodman産駆の一つの弱点でもあるのだが、どうしても坂に対する適性が低い。 変に中団から進ませるのであれば、思い切ってシンボリフェザードの位置あたりから勝負しても 良かったのでは? 今後狙える条件は、府中の1400mが一番。馬場が軽く渋るようなら更に 良い・・・という感じ。 蹄に不安がある為高速決着には対応しきれないし、かと言って馬場が重過ぎると、今度は蹄の 形からこなしきれない。 本当に期待値の低い馬になってしまったなぁ・・・。 中山に開催が戻り、コースも勿論変わる。 新潟などに比べて直線は短いが、ラストの坂で態勢が一気に変わってくるのがこのコースの 特徴。穴を狙っていくのであれば、新潟でしっかりと後方から伸びてきた馬を指名しよう。 今年は馬場が良かったこともあり、後方から行く馬にはかなり辛い開催だった。 そして、先程述べた先行馬の壊滅現象なども加味すればきっちりと追い込める計算が立つ。 いち早く頭を切り替えられるかどうかが、中山開催の攻略ポイントだろう。 |
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