読む競馬〜コラムのページ
 
「巧拙」新潟記念回顧 コラムニスト:Genu

 前日の夜から朝にかけて降り注いだ雨は、それなりに良かった馬場を一気に渋らせてしまった。
 この重馬場の巧拙、更には馬場との相性が勝負を決めたような印象。

 連対を果たした2頭に共通して言えることは、重馬場への適正がとにかく高いということ。
 その原因は、どうも蹄が立ち気味だということらしいが…。
 詳しいことはよく分からないので、そこの解説に関しては僕のHPからリンクが張ってある、
 JRDBというところにお任せします(^^;;
 勝ったブリリアントロードは馬場との相性も勿論だが、それ以上に状態が上向いていたのが
 一番の勝因だろう。
 前走、前々走と負けてはいたが体調はかなり上向いていたという話も聞く。
 レース内容も内々をロス無く回って、あっさり抜け出す上々なもの。
 これを56kgで出来たことに関しては高い評価をあげてもいいだろう。
 もうハンデキャップホースとは言わせない…が、人気では信用できない馬なんだよなぁ(^^;

 2着のホッカイルソーは、年齢のせいもあるだろうが状態に関しては平行線。
 それでもここまで来れたのは多少時計のかかった馬場に起因するところ。
 この馬の特徴として、長い足は使えるものの一瞬の切れに欠くというところがある。
 もう少し前につけて、溜めるだけ溜めてから爆発させるといった競馬が出来れば…。
 次走はオールカマーか? 多少馬場が渋ってくれれば面白い存在になってくれそう。

 3着のエイシンガイモンは使い詰めのせいか、あまり体調は良くない感じ。
 それでも地力でなんとか追い込んだという印象。
 プロモーションは根本的に重馬場の下手なベタ蹄。
 そういう意味では苦しかったが、目下の体調の良さと平坦コースを利しての入着。
 ナリタルナパークは切れで勝負するタイプなだけに、馬場が重くなると辛いところ。
 体調が良かっただけに、勝負所での不利は痛かった。
 ただ、その後の伸びが案外だったことを考えると、やはり馬場が効いていた物と思われる。

 馬場の巧拙や相性、更には様々なファクターが絡み合って構成されるのが競馬。
  ただ、今週のこのレースに関して言えば、その中の先に挙げた2点が色濃く主張された、
 そんなレースだった。