■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/

 第6回アンタレスステークス(G3)
 京都11R ダート1800m 4歳上オープン(混)(指) ハンデ 晴 良
順位 馬名 騎手 タイム 調教
1 5 9 スマートボーイ 牡6 56.0 伊藤直人 1:50.6 476 -6 B
2 4 7 リージェントブラフ 牡5 56.5 吉田豊 6 528 -1 B
3 5 10 タマモルビーキング 牡4 52.0 和田竜二 3/4 488 +4 B
4 2 3 タヤスケーポイント 牡6 57.0 池添謙一 クビ 512 -6 BC
5 4 8 タマモストロング 牡6 57.0 小池隆生 ハナ 472 -12 BC
6 1 2 ダイシンステージ 牡4 53.0 太宰啓介 1 510 0 BC
7 6 11 タヤスアンティーム 牡6 54.0 安藤勝己 1.3/4 512 +2 B
8 1 1 ホーマンスピリット 牡6 57.0 幸英明 1/2 476 +10 AB
9 8 15 ウイニングゼット 牡4 51.0 渡辺薫彦 2 480 +2 B
10 3 6 ゲイリーエクシード 牡4 52.0 武幸四郎 ハナ 500 0 AB
11 2 4 ジョウノブラボー 牡5 55.0 福永祐一 アタマ 490 -8 BC
12 3 5 エーピーバースト 牡5 55.0 安田康彦 クビ 500 +4
13 7 13 ダイヤモナーク 牡4 54.0 四位洋文 3 474 +4
14 8 16 チェリーラスター 牡6 53.0 熊沢重文 1 492 +2
15 6 12 サザンスズカ 牡4 52.0 高橋亮 ハナ 500 +2
16 7 14 アイランドオオジャ 牡5 57.0 中舘英二 クビ 476 -2 B
ハロンタイム  12.3 - 11.2 - 12.5 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 12.5 - 12.4 - 12.9
上り  4F 50.0 - 3F 37.8
1コーナー  9,10,13,1,4,8,14(5,11)3,16(7,6)(2,15,12)
2コーナー  9,10,13,1(4,8,14)5,11,3,16(7,6)(2,15)12
3コーナー  9(10,14)11,8(13,1,4)16,5,3,7,6(2,15)12
4コーナー  9,10(13,8,14,11)(1,4)(7,3)(2,5)16,6,15,12
<払戻金>
単勝 09 1360円 7番人気 ワイド 07-09 3090円 42番人気
複勝 09 460円 7番人気     09-10 5290円 63番人気
   07 310円 4番人気    07-10 7240円 77番人気
   10 1180円 12番人気
枠連 4-5 2390円 10番人気 馬連 07-09 12760円 43番人気
 レース短評
☆重賞では久々の、逃げ馬の圧勝劇。
元来逃げ好きな筆者は、帰り際に福島競馬場のターフビジョンでこれを見ていた。
にも拘わらず今イチ感激に浸れないのは、右こぶしの中に握られていた
ホーマンスピリット流しの馬券のせい。
スマートボーイ1年ぶりの圧勝劇は、同時に筆者の馬券デビュー初日のマイナス収支が
決定した瞬間となった(爆)。

若干出遅れた馬もいたが、16頭がほぼ揃ったスタート。
例によってスマートボーイが行こうとするところ、タマモルビーキング、
さらにはダイヤモナークも出を窺う。
3頭並んで1角に差し掛かったが、コーナーワークを利してスマートボーイがハナに。
結果としてこれが勝負を分けることに。
2番手にタマモルビーキング、直後にダイヤモナーク。
これを見るようにしてホーマンスピリット、直後にジョウノブラボー、人気のタマモストロング
とアイランドオオジャ。
その後ろ、今日は早めのエーピーバースト、アンカツ騎乗のタヤスアンティームに同じ
勝負服のタヤスケーポイント。
並ぶようにしてチェリーラスター、定位置追走のリージェントブラフにゲイリーエクシード。
上昇馬ダイシンステージが続き、並んでウイニングゼット、最後方からサザンスズカ、
これで16頭全部。
スマートボーイの逃げは1000m通過60.6秒、やや速いペースで快調に飛ばす。
4角でも手応え十分、いつもならこの辺で先行馬に潰されるのだが・・・その先行勢の
動きが鈍い。
ホーマンスピリットの手応えがよく見えたが、モロに前が壁に。
そうこうしているうちに、スマートボーイがあれよあれよと後続を離して直線に向く。
好位にいたアイランドオオジャやタマモストロングらが伸びあぐねる中、終始気分良く
逃げたスマートボーイが6馬身ぶっちぎって連覇達成。
2着に追い込んだリージェントブラフ、以下、番手粘り込みのタマモルビーキング、
これまた追い込んだタヤスケーポイント、好位侭のタマモストロングがハナ面揃えて入線。

スマートボーイは展開に尽きる。
単騎で行って、4角で誰も並び掛けて来なけりゃそりゃ押し切っちゃうよなぁ(笑)。

コース、展開に加え、逃げようとした3頭の中で最内という枠順。
全てが嵌ったという感じで、6馬身という着差に騙されてはいけません。
ホーマンスピリットがモロに不利を受けていたし、今回の人気上位馬との力差は
それほど無いと思います。
ただ、ちょっとくらいペースが速くなっても、気分良く逃げればこれくらいはやれる馬です。
次に繋がるかというといささか疑問ですが・・・。

リージェントブラフは完全に距離不足。
4角で鞍上が上手く内を突き、直線では脚色に余裕の無い好位追走組を交わして
2着入線。
メンバー中最速の37.8で上がっているが、勝ち馬が同じ脚を使っていては致し方なし。
オグリキャップ記念に出ていればファストフレンドを脅かす存在になり得た馬、
ちょっと勿体無く感じた2着でした。

タマモルビーキングは直線粘りに粘り、大万馬券かと思ったところを差されて3着。
この馬も気分良く2番手から流れに乗れたのが良かったのでしょう。
しぶとさを存分にアピールする大健闘。

タヤスケーポイントは4角では2着馬とほぼ同じ位置にいたが、もうひと伸びが足りず。
叩き2走目で力のあるところは示せたし、1800以下ならまだまだやれそう。

タマモストロングは結果的に1番人気になっていたが・・・。
完調一歩手前といったところか?
昨春の状態に戻ればここらへんは楽に勝てる馬だが・・・。

ダイシンステージは4角11番手からよく追い上げている。
オープンの速い流れに対応できるようになれば。

タヤスアンティームは4角3番手の積極策。
重賞ではここらが精一杯か。

ホーマンスピリットは4角出口で行き場を無くしてしまった。
直線では全く追えず、なんとも悔やまれるレースになった。

エーピーバーストは・・・うーん?
鞍上の言う通り内で揉まれたのが痛かったのだろうが、それにしても負け過ぎ。

アイランドオオジャもよく判らない惨敗。
5番手から3角で勝ち馬を潰そうと動いたのだが、4角では余力無し。不可解。

マンボツイストらの回避で単オッズも割れ気味の一戦だったが、結局ソコソコのタイムで
決着。
勝ち馬の復活は歓迎材料も、レベルという点ではあまり評価できないレースだったように
思います。
(FUKUさん)
 
☆抜けた馬がいない中で久しぶりの勝ち鞍を手にしたのは復活スマートボーイ。
2着に後方からリージェントブラフ、3着に粘ったタマモルビーキング、タヤスケーポイントが
4着で人気のタマモストロングは5着に終わった。

 マイナス6k。漸く絞れてきたなという感じのスマートボーイはナイススタートでハナへ。
外からタマモが出鞭を入れて食らいついてくるがテンのスピードはこちらの方が上。
非常に淡々と、という感じでマイペースで千の通過が60秒そこそこはこの馬にとっては
絶好の展開。後続の手応えが鈍る中抜群の手応えで4角から直線へ。押し上げも結局
最後まで無く終わってみれば圧勝。
勝因としては京都に変わったこととメンバーの脆弱化、あとは絞れてきたからといった
ところだろう。

 リージェントブラフは追走に苦しむ。
正直なところもうちょっと距離が欲しいかなという感じ。終始内々でレースを進めると直線も
アグレッシブに馬群へ突っ込む。というか京都のダートで後方から台頭するにはいかに
馬群を捌けるかということに尽きる。その辺わかっていたようで上手く捌いたが勝ちにいく
競馬ではないだけになんともいえない。前が速めのペースで好位勢が全滅に近い結果に
終わったのも味方したっぽい。

 タマモルビーキングは気合いつけて絶好の2番手確保。前の勝ち馬からは2馬身ほど
離れての追走だがどうにも行きっぷりが悪い。デキ落ちかなとも思わせる感じで4角の
手応えも最悪。ただ京都千八との相性はまずまずでその辺粘れた要因になるかも。と
いうよりはこのコース、距離、ハンデで最後差されたのは個人的には非常に納得できない。

 1度叩いたタヤスケーポイント。まあ前走よりはいくらか走れそうな体つき。この距離
微妙に長いかなとも思われるのにも関わらず外から巻くって大外一気の競馬。
だからそれでは届かない。
それでも上位に食い込んだのは復調してきた証で距離短縮でどこまでといった感じかな。

 タマモストロングは驚きの一番人気。まあこのメンバーだから仕方ないかなとも思った
けど本質的にもっと重いダートの方が走る。それでも4角で不利ありながらの5着入線は
思ったよりもやるなというところ。まあそんなに強い馬じゃ無いんですけどね。

 ダイシンステージは勝負処での反応がイマイチ。ホーマンスピリットは+10kで終了。
体戻ったとか言ってる輩もいたがどう考えても気持ち太い。おそらく中山での疲れが出て
楽させた分の+体重でここで走る要素は無かった。エーピーバーストはこの距離で
先行できないんだからこの先ちょっと信用しがたい。
アイランドオオジャはハンデと折り合いにやられたかな。
(朧さん)
 騎手コメント(有る分)
1着 スマートボーイ 伊藤直人騎手
「今日は久しぶりに馬場に入って、素軽い感じがした。体調が今日はよかったようです。
久しぶりにこの馬らしいレースができました。
オーバーペースだけは気をつけようと思って、道中は本当にいい感じで行けました。
最後の直線は、ここしばらくレースでバッタリという感じだったので心配だったんですが。
あと200mとなって後ろから何も追ってこなかったので大丈夫と思いました。
これからもいい成績を残せるようがんばります」

2着 リージェントブラフ 吉田豊騎手
「もう少し道中が混戦になっていればねえ。この馬なりには走っているんですが。
内枠だったので、後方からになりましたしね。ただ、しまいは確実に伸びてくれますね。
力も付けていますし、暖かくなるこれからはもっと良くなってきますよ。」

3着 タマモルビーキング 和田竜二騎手
「今日は勝負どころで我慢できました。それが最後の粘りにつながったようです」

16着 アイランドオオジャ 中舘英二騎手
「向正面でスマートボーイをつかまえていこうと思ったけど、気の悪さを出してしまって
それどころではなかった。これが実力ではありませんよ。」
※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。