予想屋ダービーマッチ 03秋
くおーれの予想

<ジャパンC>
◎シンボリクリスエス
▲アンジュガブリエル
×ザッツザプレンティ
△アナマリー
△ネオユニヴァース
△イズリントン
△ツルマルボーイ

馬連◎-▲・×へ各3000G
馬連◎-△へ各1000G


馬場状態が土曜11レースから不良馬場。
明日は大雨が予想され馬場状態はどうみても不良馬場は避けられない。
またこれから明日にかけて1時間に20mmを越える強い雨が降るおそれがあるとのこと。
1998年安田記念以来、府中のG1レースでは
「究極の不良馬場」の対決になってしまいそうだ。
究極の不良馬場になると、馬力とパワー、そして能力の絶対が求められるコース。
生半可な能力の馬は完全に通用しない馬場になるだろう。
欧州血統の台頭も十分で予想も難しい。
ダートであるがジャパンカップダートもどの馬も最後は一杯。
極端にパワー・馬力・能力が問われる馬場状態になってきた。

基本的には実績重視の予想、ということで予想を立ててみる。

不良馬場ではセントポーリア賞で惜敗があるため信頼は出来ないが
いまの府中コースのベクトルにぴったりなのはシンボリクリスエス。
重に近い設定の有馬記念(稍重)もこなしただけに多少の道悪は確実にこなすはずだ。
究極の不良馬場はどの馬も未知数だけに、日本の一番手としてこの馬を。

外国馬が今年はかなり本腰で、2分30秒を越える時計も予想されると、
アンジュガブリエルは侮れない。
今年の外国馬の一番手だろう。それだけに人気になることは間違いないが。
人気にもなっていないようなのでねらい目ではあると思われる。
陣営からは極端な重馬場は不歓迎の声が出ているが、

菊花賞馬ザッツザプレンティもスタミナを要求される馬場なら。
ペースも落ち着くのならこの馬の逆転まであってもおかしくない。
ダービーでネオユニヴァースに迫りながらも交わせなかった脚から見ても
エンジンの掛かりが遅く父のような切れ味タイプではない。
とはいえネオユニヴァースの能力に陰りが見られる今なら逆転も。
重馬場の日本ダービー3着・不良馬場のラジオたんぱ杯2歳Sと
道悪の実績も十分。
しかし菊花賞馬がジャパンCを勝つのは非常に難しく、
人気ほどの信頼は難しい。

アナマリーはエリザベス女王杯こそ負けたが不良馬場になりこの馬に向く展開になっ
てくれば面白い。

ネオユニヴァースも道悪前提でのこの評価。神戸新聞杯・菊花賞と見せ場を余り
見せられずに
負けてしまったのが気になるが、この馬は粘りよりも瞬発力勝負の馬。
重馬場でもその瞬発力が乱れることはなかった。
ただ宝塚記念を使ったことに依る反動が明らかに出ているようで、
どうも古馬になっての上がり目には疑問。
ここがG1制覇へのラストチャンスか。
重馬場への適性も高く馬力勝負になってくればまだ浮上の余地はある。

ツルマルボーイは状態、脚もとに微妙なところがあるため、
究極の不良馬場となると厳しい。
天皇賞ほどの好走は期待出来ないため今回はあくまで連下での狙いまでか。

タップダンスシチーは当初は印に入れようと思ったが、
究極の不良馬場決戦で更に最内枠、また重馬場は苦手と
この馬には問題の高いデータが揃った。
10倍前後の3番人気なら信頼には乏しく、
有馬記念に望みを繋ぎたい。
直前までは連下の1頭とも考えたがさすがにここでは苦しい印象だ。

他の外国馬は調子・調教を見た限り勝ち負けは苦しい。
究極の不良馬場といっても欧州の深い馬場とはまた違うベクトルの闘いだ。

サクラプレジデントは前走の菊花賞でDハミをつけながらも御せないという気性の悪さ。
雨もやまない、不良馬場ではダービー同様引っかかって終わりか。
サクラの馬はこんな馬場では通用しないのは通説。

6枠の2頭はここまでの馬力・実力勝負となると分が悪い。
サンライズペガサスにも同じ事が言え、良馬場でこその馬だろう。
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