◎ベストアルバム
○チューニー
▲ヤマニンスフィアー
△マイネサマンサ
×スティルインラブ

秋も深まり、サンデーの勢いもそろそろ衰えてきた頃。
母方の力が弱ければこれからの活躍は難しくなってくるだろう。
秋華賞は後ろからでは届かないことが多く、外枠の馬には厳しめな感がある。

本命のベストアルバムは今から非常に面白い馬。
母父トニービンの影響で差しのイメージが強めだが、
父メジロライアン、母母父ニジンスキーと、底力も相当なものがありそう。
ただ、今回は外枠なのが最大の問題。
最低でも５．６番手あたりを取れるかが勝負の分かれ目。

オークスで２着に入ったチューニーも力がある馬。
前走６着とあまり良くはなかったが、＋１０だったし度外視可能か。
米国色が強い母方だが、その弱点があまり出てこず、
逆に底力が強化されたような感がある。
調教は良かった感じで、あとは馬体重がどこまで絞れるか。
−５．６くらいなら言うことはないのだが。

ヤマニンスフィアーは前走はどうも勝ちきれなかったが、
−１８という大幅減からくる二走ボケと見れるだろう。
ホワイトマズル×サンデーなので、切れ味は相当なものだと思うが、
そんなに直線一気というタイプでもなく、位置取りさえ良ければ勝ち負けになるか。


マイネサマンサは前走グランシャリオＣと、参考になりそうも無い。
ダート向きではないと思うんで、ここでの掲示板乗りは評価すべきか。
ただ、前々走の芝ＯＰ戦で勝ってるので、芝適正は十分。
問題は７月からの休み明けであること。調教でどこまでそれをカバーできるか。
ディアブロ×トウショウボーイでスピード色が強めな感じだが、
おそらくトウショウボーイからはスタミナも受け継いでいるんだろう。
先行するだけに粘りきることも十分考えられる。

スティルインラブは前走５着と負けてしまったが、
＋２２で出てこれば当然の結果。
間違いなく着順度外視のレースだっただろう。
もちろん、今回はしっかり仕上げてくるので全力を出せるはず。
サンデー×ロベルトなので渋く、しかし確実に伸びてくるので
三冠を達成してもおかしくないだろう。

超々良血のアドマイヤグルーヴと三冠なるかのスティルインラブ。
この２頭が約３倍のオッズで競り合ってるわけだが、
アドマイヤグルーヴは気性難というかなり大きな問題を抱えている。
確かに特に母方から相当な力を受け継いでいるだけに
力を出し切れば確実に勝てるくらいなのだが、
同時にサンデーからの気性の荒さも受け継いでしまったようだ。
はっきり言ってスタートは相当悪い。
勝った前走も出が遅かったし、
１枠だったから前のほうが取れたので良かったが、
今回は外枠。うまく出ないと前々走のような惨敗も免れない。
おそらくＧＩの大歓声にのまれるだろうし、うまくスタートできる可能性は低い。
鞍上の武も彼のＨＰで、怒ったような感じをしているということも書いてるし、
今回は買えそうもない。来年には良くなってくるだろうと思うが…


買い目
馬単　１６→９　　　１５００
　　　　９→１６　　１０００
　　　１６→７　　　１３００
　　　　７→１６　　１０００
　　　１６→５　　　１１００
　　　　５→１６　　１０００
三連複　　１６−１７−５　１０００
　　　　　１６−１７−７　１０００
　　　　　１６−１７−９　１０００
　　　　　５−７−９　　　　１００