予想屋ダービーマッチ 03秋
羽柴秀長の予想

断然人気が予想されるビリーヴ。
メンバー構成を考えると、どう見てもこの馬に死角があるとは思えない。まあこの馬からの馬単で・・・
と考えてはいたが、意外にも大きな死角がある事に気がついた。

それは1400m以上での連対経験が無い事。
過去10年スプリンターズSでの連対馬20頭中18頭までが1400m以上での連対経験があった(うち11頭が1400mで勝ち鞍あり)。
過去の連対馬を見ても1200mスペシャリストというイメージが強いあのアグネスワールドは3歳時(当時は4歳と表記)に
シンザン記念(1600m)で2着に来ているし、
同じくスプリント色の強かったエイシンワシントンでさえも1600mの洛陽Sを勝っている。

以上のように過去10年で02年の優勝馬ビリーヴと01年2着のメジロダーリング以外の連対馬すべてが満たしてる1400m以上での
連対経験。
これはG1戦という厳しい流れの中で、中山の急坂を粘りきれるだけのスタミナを要求されているという事の表れだろう。

ビリーヴは1200mのスペシャリストで1400m以上での連対実績は全く無い。
それらしい戦績となると02年京成杯SCの3着か、02年の武庫川S(阪神1600m)で3着の実績しかない。
そして肝心の中山実績は【0.0.1.1】。中山1200mも一度は経験しているが3着に敗れているし、
当時の騎手コメントには「坂が応えた」とある(奇しくもこのレースは安藤騎手が乗っていた)。

とりあえず昨年のスプリンターズSを制しているが、これは直線が平坦の新潟コースでのもの。
おまけの左回りコースだった事を考えると、舞台がガラッと替わる今年のレースでそのまま通用するかどうかは大いに疑問符がつく。

さらに騎手面で見ても不安は残る。
とりあえず手元にある騎手データをざっと見たところ安藤勝騎手の中山実績はあまり良くない。
基となるデータが間違っている可能性はあるが、こちらが独自に調べたところでは、
2002年以降安藤騎手の中山コースでの連対数は7回で勝ち鞍は5勝。
しかし7度の連対のうち芝では僅かに1回しか勝てていない。残りはすべてダートだ。

騎手のリズムも下降気味。
先週の土曜日までは飛ぶ鳥を落とす勢いだったのは周知の事実だが、翌日の日曜にはリズム下降の気配あり。
8Rでは斜行、9R出遅れ、11R再び斜行、最終Rはなす術なく殿負け。
流石に好調期もそろそろ・・と言ったところか。

また前走のセントウルSではハッキリ言って怠慢と受け取れる騎乗。
余裕で構えすぎた上にゴール前では早々と追うのを止めているのはどうも納得いかない。
言い訳に不自由しないほどのマイナス材料はあったが、あれはどう見ても勝てるレースだった。

特に前回は余裕で構えすぎた事が裏目に出たと分かっているだけに、今回は早めに動くはず。
元々この騎手は早仕掛けの多い人。さらに中山の急坂がある事を考慮すれば・・・・。

それにしてもよくこれだけアラが見つかったものだ(笑)
とにかく以上の見解からビリーヴは外します。


それじゃあどの馬を中心にするのかが問題。
メンバー構成を見てもサーガノヴェル、ゴットオブチャンス、カルストンライトオとハナに行きたがる馬が多いし、
さらに2.3番手希望ではテンシノキセキやイシノグレイスらもいる。
これだけ揃えばテンは相当速い。

こうなると狙いは差し・追込み馬だ。

ココ最近の上昇度抜群の◎イルバチオを狙ってみたい。
とにかく今年春に再度芝に参戦してからは末脚が安定している。
前走のアイビスSDは馬場の真ん中から力強く伸びてきたし、その前の関屋記念でも大外から一気に突っ込んできた。
さらに前の中京50周年記念ではあの短い直線の中京で直線一気だけで差し切り勝ち、
シドニーTでは重馬場&出遅れという展開の中を同じく直線一気で差しきった。

調子の方も相変わらず好調の様子。今週の調教でも軽快なフットワークを見せており、前走の状態は保っているはず。
正直なところ前走がピークと思っていただけに、今回の動きは嬉しい誤算。
実は過去2走で狙い損ねているだけに、今回がラストチャンスと見て◎。

相手筆頭は同じく追い込みの○デュランダル。
こちらも前走のセントウルSで見せた末脚は魅力一杯。
勝負所から直線入り口までの勝ち馬との位置取りの差を考えると、勝ち馬と僅かに0.2秒差しかない事には驚かされる。
それだけ末脚が強烈だったという事だ。
調教での動きには文句ないし、展開利も見込めるとなれば、こちらも◎同様に期待できるはず。
ただしこちらは出遅れ癖がある分不安は残る。

▲アドマイヤマックスは1200m実績に乏しいものの、前崩れの展開なら台頭あっていい。
持続性のある末脚が武器だが、鞍上が武豊ならもっと切れ味を引き出す可能性もある。

後は今ひとつ強調材料が欠けるものの、アグネスソニックとハッピーパスを抑えておきたい。

×アグネスソニックは中山などの小回りコースでの立ち回りが上手いし、
×ハッピーパスは1200mだと折り合いの心配がない点と、こちらも相当な中山巧者というのもプラス。

最終的に消しの対象となったテンシノキセキは状態面では引き続き好調の様子だが、やはり展開面と最内枠というのがマイナス。
そしてなによりこの馬も芝1400m以上での連対実績が無いというのが致命的だ。

レディブロンドも同様に1200mしか実績がない。前走マイナス10キロで出走した上に今回の連闘。
人気にほど信用できる要素は少ないと見た。

馬連
8-15  13-15  10-15      各1500G
2-15  8-13  8-10  2-8  各1000G
 
3連複
8-13-15  2-8-15  8-10-15  各500G
 
◎イルバチオ
○デュランダル
▲アドマイヤマックス
×アグネスソニック
×ハッピーパス
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