ここが府中2000だと言う事。
基礎体力の無い馬はハナっから用がないし、持続力も瞬発力も要求される。
つまり、キズのあるような馬に克服出来るようなコースじゃないって事。
相当高いレベルが要求される上で、それを乗り越える馬を探すのが最大のテーマ。

また、比較的ローエングリンがハイペースで飛ばすと言う話もある。
他にも行きたい馬が何頭か居る以上、若干持続力寄りの勝負になりそうな感はある。
そうなると、参考になるのは今年の宝塚。
流れが早くなり、タップダンスが早めの捲りで徹底的に持続力競馬になったレース。
コース形態も出走馬も違う以上、あそこまでとは言わないまでも似た資質は要求される筈。
じゃあそこで結果を出した馬は素直に評価する方向で。


正直、◎シンボリクリスエスで良いような気がしてきた。
今週の調教を見た結果、今までのクリスエスじゃ無くなっている。
つまり、瞬発力ベースの走りから持続力ベースの走りへと移行しつつある、と言う事だ。
前走の敗因は色々とあるが、最大の理由は前述の持続力勝負に適応出来なかったから。
ただ、今のフォームを見る限りはそれこそ宝塚の様なレースにならない限りは大丈夫。
あとは休み明けでいきなり勝負出来るか、その１点だろう。


相手はその宝塚で好走した○ツルマルボーイを筆頭格に。
この馬はレースのどこかで瞬発力を要求されると意外に脆い。
逆に言えば、緩みない流れで脚を持続するレースならチャンスはある。
同じ方向性で言えるのが▲エイシンプレストン。
これも持続力寄りの流れなら強いのは言わずもがな。
ただ、2000ベースでの実績に若干乏しいのは気掛かりで、その分割り引いた。
あとは△カンファーベストも毎日王冠のスピード競馬で対応出来なかった分、
ここで巻き返せる可能性は秘めている。
あの時よりもう少し時計の掛かる様なレースなら台頭出来るだろうが、
それが極限のＧ１で大丈夫なのか？と言う話もあって、額は控えめに。

アグネスデジタルはそもそも、一昨年ほどの体調にあるのか？と言う疑問が残る。
確かにＧ１レベルの持続力と瞬発力を秘めている馬ではあるが、
今回は人気でそこまで信用出来るかとなると微妙なラインでもあって。
ローエングリンは体調面では何とかなりそうだが、いかにも展開がキツそうだ。
その上、今の府中がとことん逃げ馬向きじゃないと言う事で。

馬複 7-18  4000
     2-18  3000
     2-7   2000
     12-18 1000