予想屋ダービーマッチ 03秋
dataの予想

−−−会社事務所

「dataさん。ご祝儀ですよ。」
「あれ。JCD取ったんですか?
 頭は難しかったと思いますけど。」
「京阪杯です。」
「ええっ?あれを?」
「100円のボックスですけどね。
 人気3頭とサンデー3頭のボックスで。」
「3連複ですか?」
「いや、馬単ですよ。それでも14万の勝ちになりました。」
「いいなー。いや、たいしたもんですよ。」
「dataさんは?」
「さっきまで寝てましたよ。風邪で。
 買いに行かなくてよかったですよ。」
「風邪は風邪でも・・・。」
「ええ、ええ。臆病風ですよ。
 なにしろここ3週ほど、何やっても駄目です。
 1着3着、1着3着。」
「10月まではだいぶ良かったでしょう。」
「今月入ってから藤田さんと逆転しちゃいましたね。」
「でもJCDは駄目でした。ウラ目になっちゃいましたよ。」
「言ったでしょ。鉄板の馬から馬単買う奴の気が知れないって。
 どうしても買いたいなら半分にして馬連押さえとかないと。」
「自信あったんでついつい・・・。」
「まあ、買いもしない奴から言われたくないですよね。
 それにしても京阪杯取るとはねえ。
 JC、教えてくださいよ。」
「明日も不良馬場確実ですから、勝負はできないでしょう。」
「はい。」
「弱い馬が来たっておかしくないと思います。」
「はい。」
「100円の馬鹿のボックスを沢山買いますよ。」
「ううむ。そんな結論ですか。」
「今日の京都の10Rみたいな勝負できるレースに
 沢山賭けます。JCは参加します。」
「まいったなあ。どうしようかなあ。」


専門用語解説

「勝負」
その人にとってなくなると痛い金額を張ること。
または、普段張っているより多い金額を張ること。
さらに、金額にかかわらず、「自信あり」の意味でも
使われることがあります。
ex.「本日の勝負レース」

従って、無収入の人にとっては
馬券を買うこと自体が「勝負」といえます。
一方、北島三郎クラスだと
一点100万張っても、それは「勝負」とは言えません。
彼にとっては日常的な事ですから。
関口房朗クラスだとどうなの?

反意語 「遊び」

負けた時のイクスキューズに使われやすい語。
潔くない言葉と見ていますので、
勝負事に関する限り、自分は使用しません。
北島三郎クラスの金を張って、
負けて「遊び」と言い切るなら、それは素適。

さて、JC、どうなの。

枠連ボックス 1 3 5 3000pts.
単10番 1000pts.


【予想屋の「評価」をお願いします。】